「石破おろし」の動きは今後、本格化していくのでしょうか。総理官邸前から中継です。
石破総理としては、「石破おろし」の声が党内から上がるのは想定済みで、総理周辺も「こうなったら政局だ」と、「石破おろし」の動きに対抗していく考えを示しています。
石破総理が続投の意向を表明するのは、きょうの臨時役員会や記者会見との見方がありましたが、きのう、テレビ各局に中継出演した際に表明した理由について、総理周辺は「『石破おろし』の流れが出来る前に続投すると言うしかなかった」と話しています。
一方で、石破総理はきょうの記者会見で続投の理由について、来月1日に期限を迎えるアメリカとの関税交渉などを挙げましたが、政権幹部の1人は、「関税交渉の結果が総理の進退にも影響するだろう」と指摘しています。
つまり、関税交渉で結果が出なければ、「石破おろし」をする口実を与えることにもなります。
まずは、関税交渉の期限の前日となる今月31日に参院選を総括する両院議員懇談会が開かれることになったので、ここで、石破総理が納得を得られる説明が出来るのかが「石破おろし」が本格化するのか、それとも収束していくのか、一つのカギを握ることになりそうです。
Q.「石破おろし」、ポスト石破ということを考えると、どんな方の名前が挙がっていますか?
有力な議員としては、小泉農林水産大臣や林官房長官、小林元経済安全保障担当大臣、高市前経済安全保障担当大臣といった名前が今、取り沙汰されてます。
Q.両院議員懇談会では、どんなところが注目となるでしょうか?
石破総理がこれだけ負けたのに対して続投するといったことについて、何で続投することになったのか、何で石破総理じゃないとそれがいけないのかというのを説明すると。それに対して各議員から、今回の参院選の総括として、石破総理がやっていくビジョンというのをしっかり示してほしいと、そういった話が出てくるのだと思います。
それによって、話を聞いた議員が納得すれば、石破総理はそのまま続投ということもありますし、納得できなければ、「石破おろし」の動きというのが加速化していくことになるのではないかと思います。
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