兵庫県の斎藤知事は、自身を告発した元県民局長の私的な情報が漏えいした問題について調査していた第三者委員会が「元総務部長が県議に漏えいした」と認定したことを受けてきょう27日午後4時半ごろから取材に応じ、元県民局長やその家族に謝罪しました。

【斎藤知事】「県保有情報が漏えいしたことについて、保有文章を適切に適正に管理すべき立場にある県として、元県民局長とそのご家族、そして関係者にご迷惑をおかけしたこと、さらには県民の皆さんに多大なご心配をおかけしたということを改めてお詫びを申し上げたいと思っております」

また第三者委員会は、漏えいについて、「斎藤知事・片山元副知事の指示のもとに行われた可能性高い」とも指摘していましたが、改めて否定しました。

【斎藤知事】「私としては、改めて漏えいに関する指示はしていないという認識に変わりありません。指示をしたという認識は全くございません。改めてお伝えをしておきたいというふうに思っております」

■自身に「減給」含め処分検討 辞職は否定「責任の取り方 県政をしっかり前に進めていくということ」
また情報漏えいをしたと認定された元総務部長が「停職3カ月」と懲戒処分を受けたことについて、自身に対しても「減給処分」を含めて検討すると述べました。

一方で辞職は否定しています。

【斎藤知事】「今回、情報漏えいという状況が起きたことについて、やはり組織の長として責任を感じております。自らの処分というものも考えいきたいというふうに思っていますけど、具体的にはこれから検討になりますけども、『給与のいわゆるカット』というものも含めて検討していきたいというふうに思っています」

【斎藤知事】「私の責任の取り方としては、やはり県民の皆さんに対して、県政をしっかり前に進めていくということが私のやはり大事な役割だと思ってますので、今回漏えいという事案が発生したことについては、やはり県保有情報をしっかり管理しておくべきという組織のあり方としては、大事なところができなかったということですから、やはり組織の長として、自らの処分を給与のカットも含めて考えていくということですので。

引き続き、それを自らの責任をしっかり受けとめて、自らにも処分をしながら、しっかり県政を前に進めていくために、県民の皆さんにご理解、そして信頼回復についても、務めを果たしていきたいというふうに考えています」

関西テレビ 2025年5月27日

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

▣ カンテレ報道への情報提供・取材依頼
◇ https://ktv.dga.jp/runner/12942

▣ newsランナー
◇ 月〜金・夕方4時50分から放送中!
◇ HP:https://www.ktv.jp/runner

▣ 旬感LIVE とれたてっ!
◇ 月~金・午後1時50分から生放送!
◇ HP:https://www.ktv.jp/toretate

▣ ザ・ドキュメント
◇ 過去のドキュメンタリーを全編配信中!

▣ カンテレドーガ
◇ 名作ドラマやバラエティーを配信!
◇ HP:https://ktv-smart.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)