初日のきょう(13日)はおよそ14万人の来場者が見込まれ、朝から並んだ人たちは目当てのパビリオンに駆け足で向かいました。
58の国と地域が参加する大阪・関西万博ですがインドやネパールなどの5ヵ国のパビリオンはきょうまでに完成しませんでした。
「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの万博。
パソナグループのパビリオンではiPS細胞から生まれた3.5センチほどの心臓が展示されています。人の体温に近い培養液に浸すことで、ドクドクと拍動します。
【来場者】「あの心臓が体に入れれたらもっと長生きできるからいいなって思いました」
一方で初日に見えてきた課題も…
案内所に並んでいたのは有料の会場マップを求める人たちです。
SDGsの観点から無料では配布されておらずデジタルマップを推奨されていますが、来場客の手元のスマートフォンなどで、インターネットにつながりにくい状態となっていて、アプリの地図に接続できず、案内所には紙の地図を購入したい人で長蛇の列ができました。
【来場者】「これだけの人数おったらやっぱりネットがつながりにくい。そのへんの対策はできてないから。なかなか難しい」
またあいにくの雨となったきょうは悪天候時の対策についても課題を浮き彫りにしました。
【来場者】「風がすごいじゃない、大屋根リングの下も横殴りだから完全に風吹いちゃうとビショビショ」
【海外からの来場者】「これは最悪だね。運営が本当によくない。私たちは入るのに2時間待って、いまは出るのに1時間待たないといけない。雨の中、食べる場所もなければ待つ場所もない」
会場がある夢洲駅に入場制限がかかったことなどについて、博覧会協会は「初日で見えて来た課題を改善していきたい」とコメントしています。
万博は10月13日まで半年間にわたって開かれ、国内外から2820万人以上の来場者が見込まれています。
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カンテレ「newsランナー」2025年4月13日放送
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