神奈川県横須賀市で5日、飲酒運転の車が暴走し8人がケガをした事故で、逮捕された運転手の男が送検されました。男は横須賀市内で飲酒したとみられることもわかりました。
この事故は5日、横須賀市大滝町で、乗用車が暴走しあわせて8人が軽傷したものです。運転していた野中雅仁容疑者(31)は、酒気帯び運転の疑いで逮捕され、7日午前9時40分ごろ送検されました。
捜査関係者によりますと、野中容疑者は事故を起こす前に横須賀市内で飲酒したとみられることが新たにわかりました。
また、最初の接触事故からおよそ250メートルほど運転して次々に事故を起こしたとみられています。
助手席に乗っていた同乗者の20代の男性は、5日夜、警察署に出頭し、「事故でパニックになったので現場から離れた」と説明しているということです。警察によりますと、同乗者の男性が野中容疑者が飲酒運転をしていたことを知った上で、車に乗っていた可能性があるということです。
警察は、野中容疑者が最初の事故を起こした後も車を運転して逃走していることなどから、危険運転致傷容疑への切り替えも視野に今後捜査する方針です。
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