北海道内は7月24日も十勝やオホーツク海側を中心に危険な暑さが続いています。
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https://news.ntv.co.jp/n/stv/category/society/stf1e5bae1ad814635a0dbed6eae0d02f7
北見では最高気温が39.0℃となるなど、命を守る対策と行動が必要です。
(松本カメラマン)「午後2時すぎ、駅前の直射日光が当たるこちらの温度計なんですけれども、39℃を超えています」
北見市では24日午後3時現在で、道内で最も高い39.0℃を観測し、北見としては観測史上最も高い気温となりました。
こちらも朝からじりじりと強い日差しが照りつけ、連日猛烈な暑さが続いている帯広市。
(北本アナウンサー)「時刻は午前11時50分です。帯広駅前の温度計ですが、表示が消えました。すべてのメモリがつかなくなりました。すでにこの温度計が耐えられない気温になってしまったということです」
帯広では午後3時までに38.2℃まで気温が上がり、3日連続の猛暑日となりました。
(帯広市民)「ドライヤーの熱風みたいな暑さですね」
(帯広市民)「もうずっとサウナにいるような。しんどいです」
帯広市内ではこの猛暑による影響も…
(武田記者)「こちら昼どきにはいつも行列ができる人気の豚丼店なんですが、きょうは暑さのため臨時休業となっています」
この豚丼店では暑さを受け、23日と24日の2日間、臨時休業を決めました。
一方で、営業を続けている別の豚丼店もありました。
厨房で作業をする人たちの額には大粒の汗が…
サーモグラフィーを使って厨房の温度をはかってみると、70℃を超えていました。
(ぶた野家 西本孝二さん)「しびれますね、暑くて」
それでも夏バテ防止とばかりに、店内は帯広のソウルフード「豚丼」を求め、多くの客で賑わっていました。
(客)「パワーのあるものを食べたほうがいいんじゃないかと思って、きょうもまた来ちゃいましたね」
(客)「外で(子どもを)遊ばせたいんですけれども暑すぎて」
道内では午後3時までに北見で39℃、佐呂間で38.6℃と40℃に迫る気温となり、札幌でも最高気温が35.3℃と2025年で初の猛暑日となりました。
(札幌市民)「暑くて外にはいられないのでずっと家の中とかにいますね。常に保冷の水筒を持ち歩いていますね」
(神奈川から来た人)「毎年帰って来ますけど、ことしはすごい。あっち(神奈川)と全然変わらないですね」
こうしたなか、札幌の温泉ホテルではこの暑さを逆手に取った試みも…
(石田記者)「こちらの温泉施設では、猛暑日が予想されるきょう、通常2750円のところなんと1100円で入れるということです」
予想最高気温か観測した気温の高いほうで、夏日・真夏日・猛暑日の3段階で割引額が決まる仕組みです。
(すすきの天然温泉湯香郷 酒井千晶さん)「ことしから猛暑日割り引きというのを設定いたしまして。真夏日がことしは特に多いので、気温を確かめて狙って来る方は多いですね」
この危険な暑さは25日も続く見通しで、こまめな水分補給など熱中症に厳重な警戒が必要です。
(2025年7月24日放送)
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