プライベートな時間を大事にする人が多いといわれるZ世代。
イマドキの「仕事終わり」どのような過ごし方をしているのか。
それぞれの楽しみ方を取材しました。
Z世代が集う、東京・渋谷にあるバー「THE 5th by SUMADORI-BAR」。
人気の理由は、落ち着いたおしゃれな雰囲気ともうひとつ。
実はカクテルの多くが、ノンアルコールや3%のローアルコールなんです。
女性:
お酒がそんなに強くないけど、何か飲みたい時みたいなときがあるので、すごくいいなと思います。おしゃれだし。
男性:
僕の中でバーのイメージは、結構度数が強いものが置いてあるイメージだったので、度数が低いのとかノンアルコールがあると、気軽に来られるのでめちゃくちゃいいな。
20種類ほどの定番カクテルの他に、バーテンダーが好みに応じてアルコール度数を調整したオリジナルのカクテルを作ってくれます。
次々と生み出される、ひとつしかないカクテルはSNS映えすると人気です。
スマドリ株式会社ブランドマネージャー・荒木真衣さん:
ラグジュアリーな空間というところをきっかけに、20代の方々に行ってみたいっていうふうにお声をいただいております。ノンアルコールだったり、3%のアルコールのカクテルって非常においしいんだっていうところを、気づいていただくことができてる。
一方、池袋にあるカフェ「JELLY JELLY CAFE」で利用客が盛り上がっているのは、ボードゲームです。
食事を自由に持ち込み好きなボードゲームで遊ぶことができるカフェなんです。
利用客:
楽しくわいわいしゃべるだけではなく、ゲームをしながらご飯を食べることができるのはすごく楽しい。
店内のボードゲームは、600種類以上あり、選ぶのに迷うほど。
オープンは14年前ですが、最近はZ世代の利用が増えているそうです。
会社の親睦会で利用するグループも。
親睦会で利用した人は「かしこまった感じというよりは、忖度(そんたく)なしで勝ちに行くので」「仲良くなったという感じです」などと話しました。
ボードゲームの開発を手掛けているメンバーのひとりも、実はZ世代。
はやりのゲームの情報が、TikTokやYouTubeなどを通じて広がり同世代のプレーヤーが増えているといいます。
JELLY JELLY GAMES ゲームデザイナー・飯田昇朗さん:
どんどん文化にしていきたいと思う。カラオケに行ったりとか居酒屋で飲むじゃない選択肢として「きょうはおうちでボードゲームしよう」、「ボードゲームカフェで遊ぼう」、定番になってくれればいいなと思っています。
“自分の好き”を大事にできるいまの時代。
仕事終わりの楽しみ方にもZ世代の様々な素顔があらわれています。
FNNプライムオンライン
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