記録的な大雨となった被災地では15日、災害ボランティアが駆けつけ、復旧作業に汗を流しました。

■白野寛太記者
「こちらでは住人とボランティアの方々で、土砂をかき出す作業が進められています。」

厳しい暑さの中、福岡県宗像市にはお盆休みの15日、ボランティア13人が復旧作業に参加しました。

住宅の裏に土砂が押し寄せていて、ボランティアの助けを借りながら土砂を撤去していました。熱中症にならないよう、こまめな休憩も欠かせません。

■ボランティア
「できることがあるのかなと。できることがあるなら、したいなという思いで。」

■被災した人
「きょうは作業がすごく早いです。これだけ入ってもらって、皆さんも暑い中、してもらっているので、本当に感謝しています。」

宗像市では72時間の雨量が600ミリを超え、観測史上最大を記録しました。これまでの調査で住宅の被害が16件、土砂崩れが24か所に上っています。

■井手妃奈子記者
「宗像市役所では、大雨の影響で住宅や店などに被害を受けた方が窓口を訪れています。」

市役所では行政書士が、被災した人たちの「り災証明書」などの作成を手伝っています。り災証明書は住宅の被害の程度を証明するものです。公的な支援などを受ける際に必要となるため、朝から多くの人が訪れ、書類の作成に取りかかりました。

市によりますと、行政書士に手続きをサポートしてもらうことで、市の職員が被害の確認など復旧に向けた業務を進められるということです。

■窓口を利用した人
「被害を受けた証明書と見舞金が出るということで、スタッフが修復に頑張ってくれたから少しでも足しになればと思いました。」

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