日本時間の1日未明に行われたアメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談。
両首脳がカメラの前で激しい口論に発展する異例の展開となりました。
今後の交渉の見通しなどについて、ワシントンからFNNワシントン支局・千田淳一支局長の解説です。
以前からぎくしゃくしていた2人の亀裂が表面化したことで、停戦交渉の行方は一層不透明になりました。
トランプ氏とゼレンスキー氏の直接会談に向けては、フランスのマクロン大統領やイギリスのスターマー首相が相次いでホワイトハウスを訪問し、2人の関係修復と友好ムードの演出に努めてきた経緯があります。
しかし、交渉が決裂したことでトランプ氏に近い会談の同席者からは、ゼレンスキー氏ではない、別の人と交渉を進めるべきという冷ややかな声も上がっています。
ウクライナとしては、アメリカの支援なしには立ち行かない現実もあるだけに、ロシア寄りの姿勢を見せるトランプ氏の怒りを買ったゼレンスキー氏は、さらに厳しい立場に置かれることになりそうです。
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