福岡県糸島市の畑で、大量のキウイフルーツが盗まれました。その数、およそ2万7000個。収穫直前の実がほぼすべてなくなっていたということです。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/society/fscbc78efe0eb646c5b7c16d99b322725d

■白野寛太記者
「現場となったのは、緑に囲まれ人目に付きにくい、こちらのキウイ畑です。」

警察によりますと、19日午後3時ごろ、糸島市二丈鹿家で、収穫準備のため畑を訪れた農家がキウイの実がなくなっているのに気づきました。その後、農家が畑を確認したところ、木からほぼすべての実がなくなっていて、20日に「畑からキウイがとられた」と110番通報しました。

■ キウイ農家
「ショックですよね。今まで一生懸命、時間も経費もかかっているし。」

盗まれたのは、緑色の果肉の「ヘイワード」という品種で、今週中に収穫する予定でした。

2023年の収穫量から、被害はおよそ2万7000個、卸値でおよそ70万円と推定されるということです。仮に1個100グラムだとすると、盗まれたキウイの重さは合わせて2700キロに上ります。

10月9日の午後に畑を見回った際に異常はありませんでしたが、被害の発覚直後には、畑に、ある痕跡があったといいます。

■ キウイ農家
「草が倒れて、一輪車のタイヤの大きさと、人の通った跡が残っている。1人じゃさすがに無理だと思います。」

また、キウイは収穫後に一定期間の熟成が必要なことから、そうした知識を持っている人物が関与しているのではないかと話しています。

警察は、農家からの被害届を受理し、窃盗事件として調べています。

最新のニュースは https://news.ntv.co.jp/n/fbs をご覧ください。
X FBS福岡放送ニュース(@FBS_NEWS5)でも発信中。
https://twitter.com/FBS_NEWS5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)