「万能細胞」と言われるiPS細胞の誕生からおよそ20年。

大阪に最先端の研究施設が完成し、1日から本格的に稼働しています。

iPS細胞による治療は身近になるのでしょうか?

大阪・中之島に完成した新たなiPS細胞の研究施設。ずらりと並ぶのは最新のiPS細胞の培養機器です。

ここで一体どんな研究が行われているのでしょうか?

【京都大学iPS細胞研究財団 塚原正義研究開発センター長】「難病や希少疾患iPS細胞じゃないと本当に治せない、自分の細胞じゃないと治せない患者のためにやっていきたい。自分の細胞から(iPS細胞を)作るというのは究極の治療になるかと」

iPS細胞を使った「究極の治療」とは、患者自身の細胞からオーダーメードのiPS細胞=「myiPS(マイ・アイピーエス)細胞」を低コストで作り、多くの人に役立てる計画です。

実用化の研究が進むiPS細胞ですがまだまだ課題も…現在は移植しても拒絶反応が出にくい特別な細胞を持つ人からiPS細胞を培養する研究が行われていますが、4割程の人しか適応しません。

一方で、患者自身の細胞からiPS細胞を作るにはおよそ1年間かかり、5千万円ほどの費用がかかります。こうした課題を解決するために作られたのが1日から運用が始まった大阪の研究施設です。

これまで手作業だった細胞の培養を、最新鋭の機械によって自動化。作製時間は数週間になり費用も100万円程度まで抑えられるということです。

【京都大学iPS細胞研究財団 塚原正義研究開発センター長】「細胞医療が皆さんの手に届きやすくなるのは間違いないと思う。今までの手作業で個人に依存していたものが自動化することで、本当の意味での普及につながるのかなと」

人への臨床研究は2028年を目指していてiPS細胞による治療が身近になる日がくるかもしれません。
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カンテレ「newsランナー」2025年4月2日放送

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