アメリカのトランプ次期政権の発足まで2カ月を切る中、トランプ氏が大統領選で約束した不法移民の強制送還や厳格な国境管理に向けて、一部の州が準備や対応を加速させています。
アメリカ南部のテキサス州は今週に入り、バイデン政権の方針に反して、メキシコとの国境沿いの川を渡る不法な入国者を阻止するため、新たなブイを設置しました。
また、2025年1月にトランプ政権が発足するのを前に、こうした人たちが駆け込みで増える懸念から、これまで中断していた「国境の壁」の建設も再開されました。
さらに、国境沿いの地域に不法入国者を強制送還する施設を建設するため、州の土地をトランプ氏に貸与する案も浮上するなど、新政権の発足をにらんで独自の対応に乗り出しています。
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