中国やロシアなどが参加する上海協力機構の首脳会議がきのう、中国の天津で開幕しました。
記者
「あちらの会場では習近平国家主席主催の晩さん会が開かれています」
20か国以上の首脳が出席した晩さん会で、習近平国家主席は「地域の平和と安定を守るうえで上海協力機構の責任は一層重くなりつつある」と述べ、中国とロシアが主導してつくった上海協力機構の存在感をアピールしました。
開幕に先立ち行われたアルメニア、アゼルバイジャンとの首脳会談で習氏は両国の上海協力機構への加盟を支持したということでさらなる勢力拡大へ意欲を見せています。
また、習氏はインドのモディ首相とも会談。関係改善を加速させる方針で一致しました。インドは関税をめぐりアメリカと対立を深めていることから中国としては今回の会談をインドを引き寄せる好機ととらえています。
中国としては会議を通じアメリカと距離を置く国々との結束を強め、アメリカに対抗する姿勢を鮮明に打ち出すとともに国際社会での影響力を拡大する狙いがあります。
一方、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は31日、プーチン大統領と習近平国家主席が上海協力機構首脳会議の傍らで会談したと明らかにしました。
「ロシアとアメリカの最近の接触などについて詳細に話し合った」としています。
プーチン氏と習氏の本格的な首脳会談は9月2日に北京で行われる予定です。
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