あなたはこんなレポートを提出した経験はないだろうか。
フォーチュンクッキーの中に仕込んで全部食べないと読めないレポートや、一見、木彫りに見える伝書鳩のクルックーちゃんに託し、足にくくりつけた筒の中に忍ばせたレポート、赤外線を使わないとまったく読むことができないレポートなどなど。
このレポートは実在する。
受け取ったのは、京都市立芸術大学の田島達也教授。
毎年、手紙形式でレポートを書くという課題を出していたが、さすが芸術大学の学生たち。
京都市立芸術大学・田島達也教授「レポートは手紙の形ならいいですよと言っているが。逆に『押すなよ押すなよ』みたいな感じで…」
4年前、焼き物の皿に描いたレポートが届いたことをきっかけに、年々、エスカレートしてきた。
2024年、一番苦労したのが、粘土板に刻まれたレポート。
5000年以上昔のメソポタミア文明で使われた、くさび形文字だ。
1時間ほどかけて読み解いた内容は…。
京都市立芸術大学・田島達也教授「高校時代に読んだ漫画の話などが書いてあって、見た目とのギャップがまたすごい」
レポートは今後、作品展などで展示したいという。
FNNプライムオンライン
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