スーパーで買った半額のホタテ。
見切り品かと思ったら、中からまさかのお宝が出現した。その正体は…。
購入した親子「ホタテを開けようと思ったときに何かあると気づいて、よく見たら真珠でした」
出てきたのは真珠。
それも7個。
いったいどれほどの価値があるのか、緊急査定した。
千葉県内のスーパーで親子が購入したというホタテ。
半額シールが貼られ、322円とお買い得となっていた。
その中をよく見てみると、値札の下に何やら白い物体が見える。
そう、真珠だ。
入っていたのは合計7個の真珠だった。
まさに「お貝得」なホタテを見つけたのは、千葉県に住む高校生。
親子でスーパーを訪れ、真珠入りとは気づかずに買ったのだという。
購入した親子「息子がホタテおいしそうって言って、カゴに入れてきたんですね。半額になっているからいい? みたいな感じで」
ホタテから真珠がとれるのは、どれほど珍しいことなのか。
「イット!」は天然真珠を扱う店で聞いてみた。
株式会社三原真珠・三原正明会長「とても珍しいですね、天然真珠ですから。10~20万個開けて初めて入っているか、入っていないかくらいとても貴重です」
ホタテから真珠がとれる確率は、何と20万分の1ほど。
「スキャロップパール」と呼ばれ、天然物は特有の模様が出るのが魅力の1つとされている。
高額なものでは1,000万円ほどの値がつくこともあるという。
そこで、今回の半額ホタテ真珠を緊急査定。その価値は…。
株式会社三原真珠・三原正明会長「お! すばらしい。すごくきれいで、とても貴重なんですけど、(買い取りは)ちょっと難しい」
粒が小さいことなどから、値段はつけられないというゼロ査定。
取材班は正直に、この結果を伝えた。
購入した親子「ああ…そうなんですね。変わらず宝物は宝物として、大切にしたいと思います」、「いい経験ができたと思います」
ちなみに、半額ホタテはその後、焼いておいしく食べたという。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/