参議院選挙を受けた臨時国会について、林官房長官は衆参両院の議院運営委員会理事会で、8月1日に召集することを伝えました。
臨時国会では参議院の正副議長や委員長を選出しますが、今回の参院選で躍進した参政党が初めて委員長ポストを獲得する見通しです。
会期幅については、5日間を提案する自民党に対し、ガソリン税の暫定税率を廃止する法案を提出する方針の野党側がこれに応じず、与野党の協議が続いています。
また、野党8党の政策責任者は29日朝の会談で、暫定税率の11月1日廃止を目指す方向で一致しました。
野党は暫定税率の廃止法案を6月にも国会に提出しましたが成立に至らず、参院選での与党過半数割れを受けて、改めて共同提出する方針です。
一方、国民民主党は障害児福祉手当などの所得制限の撤廃に向けた法案を単独で参議院に提出する方針です。
提出には今回当選した新人議員も加わる方向で、参院選で躍進した成果をアピールする狙いもありそうです。
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