外国人観光客が増える中で、大阪の宿泊施設の8割以上がスーツケースの放置を問題視していることが分かりました。
大阪観光局によると、ことし上半期に大阪府を訪れた外国人観光客はおよそ848万人で、過去最高となりました。
一方で、観光客によるスーツケースの放置が相次いでいます。
大阪観光局の調査では回答した宿泊事業者の85パーセントがスーツケースの放置が「問題になっている」と答えたことがわかりました。
(※会員約720事業者のうち34事業者が回答)
【大阪観光局 溝畑宏理事長】「周辺のエリアの方、行政を含めて対応を協議しないといけない。実態を把握してルールづくりがいる」
放置されたスーツケースは、保管や処分費用の面で問題となっていて、大阪観光局は今後、再利用を促進するなど対策を講じていく考えです。
(関西テレビ「newsランナー」2025年7月29日放送)