新春恒例の「初競り」が東京・豊洲市場で行われ、毎年、注目の一番マグロは1億1,424万円で競り落とされた。
5日朝、行われた初競りでは、鐘の音を合図にマグロが次々と競り落とされていった。
注目の一番マグロは、青森・大間産の238kgのクロマグロに1億1,424万円の値がつき、4年ぶりの1億円超えとなった。
銀座の寿司店などを運営するオノデラグループと、仲卸の「やま幸」が共同で競り落としたもので、この2社による一番マグロは4年連続。
鮨 銀座おのでら 統括総料理長・坂上暁史さん「ずっとコロナで少し暗い時期もありましたけれど、食で明るさを提供できるようにこれからもやっていきたいなと思ってます」
一番マグロは解体され、トロと赤身の限定セットが一部の店では1,080円で振る舞われるという。
一番マグロを釣り上げた大間の漁師は、「実感がまだわいていないが、みなさんにはおいしく食べてほしい」と喜びの声を語っていた。
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