モノやサービスの卸売り価格の動向を示すアメリカの生産者物価指数が14日発表され、7月は前の月から0.9％の上昇となりました。市場予想を大きく上回り、およそ3年ぶりの伸び率になりました。市場では0.2％の上昇が予想されていましたが、それを大幅に上回りました。モノの価格が0.7％上がったほかサービス価格も1.1％上昇しトランプ関税を背景に企業への価格上昇圧力が強まっています。1年前と比べた生産者物価指数は3.3％の上昇で、こちらも市場予想を大きく上回りました。物価の高止まりが意識される状況ですが、金融政策を決める9月のFOMCでの利下げ予想は引き続き90％を超えています。
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