アメリカの2024年10～12月期の実質GDP＝国内総生産の速報値は、前の期と比べ年率換算で2.3％のプラスとなり、伸びは前の期から減速しました。10～12月期の実質GDPは2.3％増加と、11四半期連続でプラス成長となったものの、伸び率は縮小し、市場予想も下回りました。ただ、項目別では、GDPのおよそ7割を占める個人消費が、4.2％のプラスと、前の期の3.7％プラスから伸びが加速し、堅調さが改めて示されました。住宅投資も、3四半期ぶりにプラスに転じています。一方、設備投資は2.2％のマイナスでした。2024年通年のGDPは前の年から2.8％増加と、4年連続のプラス成長でしたが、こちらも伸びはやや減速しています。
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