天皇・皇后両陛下の長女愛子さまが、27日午後4時半ごろ、奈良県の橿原神宮前駅に到着された。
2日間にわたる初めてのお一人での地方訪問を終えられ、淡い水色のスーツと帽子姿で歓声に手を振って応えられた。
午後2時ごろ、奈良県の近鉄大和八木駅に到着された愛子さま。
愛子さまの姿が見えると、沿道からは大きな歓声が上がっていた。
愛子さまは、集まった大勢の観光客などに笑顔で手を振り、神武天皇陵に向かわれた。
街の人「すごくやさしそうな感じの方で」、「きれいだった、すごかった。初めて見ました」
神武天皇陵では、黒の帽子と淡いグレーのロングドレスに装いを変え、神妙な面持ちで進まれると、玉串をささげて深く拝礼。
初代天皇とされる神武天皇に、学習院大学の卒業を報告された。
26日は伊勢神宮、27日は神武天皇陵をロングドレスで参拝された愛子さま。
現地で取材しているフジテレビ宮内庁担当の宮崎千歳キャップは、2着のロングドレスにはそれぞれ意味があると話す。
フジテレビ 宮内庁担当・宮崎千歳キャップ「伊勢神宮は天皇家の祖先とされる天照大神がいらっしゃる、とても神聖な場所。参拝用のドレスは伊勢神宮でしか着用しないというしきたりがある。一方、神武天皇陵への参拝は、いわばお墓参りですので、暗い色味、今回は淡いグレーでしたが、そうした色のロングドレス着用がドレスコード。装いのルールなどについては、経験豊富な皇后さまが心を配って細やかに用意を手伝われたのではないかと思う」
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