栃木・宇都宮市と隣接する芳賀町のおよそ15kmの区間を44分で結ぶ、LRT(次世代型路面電車)が、26日午後3時ごろ営業運転を開始した。
全ての路線を新しく建設したLRTは全国で初めてで、新しい路面電車の開業も国内で75年ぶり。
乗客「乗り心地がいいし、涼しかった」、「窓が広くてゆっくり走行するので、景色が見やすい」、「外側から見ると遅く見えるけど、乗ると速くてびっくりした」
LRTは、黒と黄色のツートンカラーの車体。
大きな車窓を配した、近未来的なデザインが特徴。
開業前の駅には、乗車券を求め、徹夜組を含むおよそ400人が集まった。
横浜から来た男性「昨日昼の12時から並んでいました。一人の鉄道ファンとしてうれしい限りです」
少子高齢化が進む宇都宮市は、LRTの開業で「車に乗れない高齢者などの足としたい」としているが、その一方で、2022年11月、試運転中に脱線事故が起きていて、乗客の安全や事故を防ぐ対策が重要な課題になる。
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