運輸業界などの「脱炭素」に大きく貢献するかもしれません。ガソリンに代わる燃料として開発されている「合成燃料」について、ENEOS(エネオス)が9月、事業化に向けた実証プラントの本格稼働を始めたことが、テレビ東京の取材で分かりました。関係者によりますと、建設工事が完了した横浜市のプラントで、9月3日に燃料の最初の一滴=「ファーストドロップ」を採取したということです。合成燃料は、工場などから排出される「二酸化炭素」と「水素」などを掛け合わせて作るため、「日本国内で賄える燃料」として注目されています。今回のプラントは、同じ施設の中で、水素などの原料から合成燃料までをつくる「一貫製造」ができる日本初の実証プラントとなります。完成した実証プラントの製造規模は日量1バレルですが、2040年度をめどにつくる商用プラントでは1万バレルにまで規模を拡大させる計画です。このプラントでは「FT合成」という技術を使うことで、製造した合成燃料をもとにジェット機燃料から、軽油、ガソリン、重油など様々な運輸業で使える燃料が製造できるようになります。ENEOSは今後、商用化に向けコスト低減を進める予定です。
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