長引く咳などの症状が特徴の「マイコプラズマ肺炎」。東京都で患者数が過去最高となっています。子どもに多い感染症ですが、なぜこれほど感染が広がっているのでしょうか。

■発熱や長引く咳などの特徴 1999年以降、最多に

東京都港区の「クリニック ばんびぃに」では、ここ数週間、発熱や咳の症状を訴える患者が急増しているといいます。

男の子(3)の父親
「きのうから急に熱が上がっちゃいまして」

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「マイコプラズマを喉から調べたら陽性になっています」

いま、拡大を見せているのは、マイコプラズマ肺炎です。

東京都感染症情報センターによると、9月16日から22日までの1週間に報告された患者数は、1医療機関あたり2.80人です。統計が開始された1999年以降、最多です。

7月1日から7日までは0.72人でした。

3歳の子どもが感染
「この子のお兄ちゃんがこの間までかかってたんで、うつったのかなって思っています。症状は鼻水と咳と高熱です」

マイコプラズマ肺炎は、発熱や長引く咳などの症状が特徴です。

■「まだまだこれが序盤」薬が効きにくいケースも

このクリニックでは、30日午前中だけで8人が陽性だったそうです。

前日の夜に発熱したという7歳の男の子は、寝ているときも咳がひどかったそうで、検査の結果、陽性と確認されました。

7歳の子どもが感染
「きのうから38.2度の熱があって、咳もしています。(小学校で)流行ってるみたいですね」

今後は、より注意が必要になってきます。

中には薬が効きにくいケースも増えているといい、医師は警鐘を鳴らします。

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「例年、秋から冬にかけて、マイコプラズマは流行りますので、まだまだこれが序盤で、また患者さんが増えるということも推測されます」

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