福岡市地下鉄の空港線と箱崎線に29日、新型車両がデビューしました。地下鉄には珍しい、大きな窓も設けられました。地下を走る地下鉄に大きな窓を作ったワケとは。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/life/fs924d8fb07fc5448d818889fc7b67d61e

■松原健介記者
「今、姪浜駅に新型の車両が到着しました。正面から見ると、青い食パンのように見えます。」

福岡市地下鉄の空港線と箱崎線にデビューしたのは「新型車両4000系」です。これまでの車体の老朽化に伴い導入され、この路線では32年ぶりの新型です。

■高島市長
「ユニバーサルデザイン、エネルギーにも大変配慮されている新車両。長く愛される車両になっていただくことを祈念します。」

1編成あたりは6両で、これまで7人掛けだったシートは6人掛けとなり、ゆったりとしたつくりになっています。また、各車両には4台の防犯カメラが設置されていて、乗務員などがリアルタイムで車内の様子を確認することができます。そして、一番の特徴は。

■松原記者
「こちらの車両には大きな窓があります。」

6号車の大きな窓。小さな子どもでも車窓を楽しめるように作られました。ただ、地下を走る「地下鉄」に、なぜ大きな窓が必要なのでしょうか。

地下鉄空港線は、姪浜駅でJR筑肥線に乗り入れます。福岡空港駅から乗った場合、室見駅までは地下を走りますが、姪浜駅からは地上を走ります。博多湾沿いを走るため、一部区間ではオーシャンビューを楽しむことができます。

■福岡市交通局 車両課・村田理 課長
「地下鉄車両としては全国的に非常に珍しい、海沿いの景色がいいところを走ります。景色もぜひ楽しんでいただきたい。」

子どもから観光客まで、様々な人たちに楽しんでもらおうと設計された新型車両。運行スケジュールは福岡市交通局のホームページで確認できます。

最新のニュースは https://news.ntv.co.jp/n/fbs をご覧ください。
X FBS福岡放送ニュース(@FBS_NEWS5)でも発信中。
https://twitter.com/FBS_NEWS5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)