ヘリから雪山に降りる道警の救助隊。
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https://news.ntv.co.jp/n/stv/category/society/stb3872488e0c243adbaf84bda8a6df205
地吹雪で見通しが悪いなか向かった先にいたのは、動けなくなった1人のスキーヤーです。
これは2025年1月16日に富良野市内のスキー場で、72歳のアメリカ人男性が救助される様子。
通報からおよそ15時間後の出来事、まさに九死に一生を得た瞬間です。
男性が見つかった場所は、スキー場の滑走エリアから大きく離れた、いわゆる「バックカントリー」です。
男性が遭難した富良野市のスキー場では、「バックカントリー」での外国人の遭難が相次いでいることをうけ、利用者に対する注意喚起がおこなれました。
バックカントリーとはどのような場所なのか、記者が実際に行ってみるとー
(林記者)「私はいまスキー場の管理区域外にいます。急斜面が広がっていてキケンです」
札幌市手稲区や後志の蘭越町でもきょう(2025年1月24日)、バックカントリーでスキーをしていた外国人男性あわせて2人が救助されました。
道内では2024年11月から2025年1月23日までに、あわせて24件のバックカントリースキー遭難が発生していて、2024年の同じ時期と比べても増加しています。
また、遭難した半数以上が外国人だということです。
(北海道警察本部地域部地域企画課 宮竹恒二指導官)「スキー場の管理区域外はコースも整備されていませんし、管理もされていませんので非常に危険。万が一の備えをしっかりして通信機器などを持ってほしい」
警察は基本的にはバックカントリーでのスキーを控えるよう注意を呼び掛けています。
(2025年1月24日放送)
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