国会では、野党側が2025年度予算案の審議入りの条件としている自民党旧安倍派の元会計責任者の参考人招致の議決について、30日に採決を行う方向で調整に入ったことがわかりました。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・大家璃子記者が中継でお伝えします。
衆議院の安住予算委員長は周辺に、「予算案の審議を遅らせると国民生活に影響が出る可能性がある」と語っていて、与党が反対しても、30日に参考人招致の議決を行う構えです。
29日の代表質問では、公明党が石破首相に「政治とカネ」の問題でのリーダーシップを求めました。
石破首相:
政治は国民のものとの原点に立ち、謙虚、真摯、誠実に政治改革に取り組んでまいります。
一方、野党側は予算案の審議入り前に旧安倍派の元会計責任者の参考人招致の議決を求め、与党はこれに反対しています。
こうした中、安住委員長は「予算案の審議を遅らせると国民生活に影響が出る可能性がある」として、合意がなくても30日に議決を行う方向で調整に入りました。
その場合、議決後に予算案の審議に入る見通しですが、公明党が賛成するかどうかも焦点となります。
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