埼玉・八潮市で起きた大規模な道路の陥没。
30日未明、新たな陥没が起きました。
道路が陥没しトラックが転落したのは28日午前10時前。
車内に取り残された74歳の運転手は、今も安否不明のままです。
原因として考えられるのは下水道管の破損。
道路の下を通る下水道管が何らかの原因で破損し、そこから土砂が流入することで空洞が発生。
たまたま通りかかったトラックの重さに耐えきれず、道路が陥没した可能性があるということです。
運転手の救出作業が続けられる中、事故から15時間後、トラックの車体が引き上げられました。
しかし、周囲に大きな音を響かせながら看板や電柱が穴にのみ込まれていきました。
救助活動が難航する中、30日午前2時半過ぎ、新たな崩落が発生。
2つあった穴がつながり、1つの巨大な穴になりました。
県は付近の住民に対し、水道の使用を控えるよう節水を求めるなど、生活への影響も広がっています。
男性運転手の救助は難航。
現場周辺の住民は「一刻も早く救出されることを祈るばかりです」と話しました。
消防によりますと、運転席は完全に土砂に埋もれてしまっていて、男性を確認することができない状況だといいます。
消防は男性の救助のため、現場周辺にスロープを造り、そこから重機を穴の内部に入れる方針です。
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