4日、大阪管区気象台と近畿地方整備局などが、大雪について合同会見を開きました。

【片平敦気象予報士】「今回緊急の記者会見ということで、天気の状況が危ない時は、気象の情報とか、警報が出たりしますけれども、直接、気象台や道路を管理する国土交通省の近畿地方整備局が、わざわざ記者会見を開いて、皆さんに危機感を伝える、呼びかけるというぐらい、今回危険な状況が予想されるということの裏返しです」

(Q.今回の寒波の特徴は?)
【片平敦気象予報士】「特徴は『長期化する』です。今回の寒気の流れ込みは、1日や2日で終わらなくて、場合によっては1週間近く続くんじゃないか。その分、影響が長引きそうです。雪の災害というのは、積もった雪が例えば一日にこれぐらい、次の日これぐらい、さらに次の日これぐらいと、どんどんどんどん続けば続くほど、雪の量が、かさが増えていくと、危険性が高まっていくこともポイントの1つ」

【片平敦気象予報士】「4日の上空の寒気の予想から見て行きますと、紫色の表示のところは、上空1500メートル付近で、マイナス9度以下。平地でももちろん雪が降りますし、場所によっては大雪をもたらすような強い寒気です。

これが流れ込んでくるのは、せいぜい1日、2日ぐらいで、その後引っ込んでくパターンが結構多いんですけども、時間動かしてるんですが、ずっと紫です。

7日、金曜日になって少し引っ込んだかなと思うんですが、金曜の後半ぐらいから土曜日には、一層強い寒気が流れ込むということで、これから週末にかけて、まだ火曜日ですから、一週間近くにわたって非常に強い寒気の流れ込みが続いてしまうんです」

【片平敦気象予報士】「寒気が流れ込むということは雪の降り方も心配で、まずあさって(木曜日)にかけて、同じような場所で雪が降り続きます。西風が吹いてくるんですが、この西風に沿う形で日本海の沿岸部だったり、あるいは琵琶湖の北の方、湖北のあたりに特に雪が降りやすいというのが、これからあさってにかけてです。

南の方の地域も、徳島県だったり、紀伊山地の周辺も、時折雪雲が流れてきます。

西風が吹いているあさってまでは、今言った地域に雪が降りやすいんですが、これで終わりじゃなくて、金曜日以降は風向きが北風に変わってきて、そうすると北から雪雲が流れ込んできます。

京阪神の周辺も金曜日から土曜日にかけては、雪雲が流れ込んできて場合によっては、京阪神の都市部も雪が積もることが、この週末はあり得ると思っていただきたいです」

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カンテレ「newsランナー」2025年2月4日放送

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