大阪府泉南市で去年、軽トラックを運転中にミニバイクと衝突し、高校生を死亡させた罪に問われている男から、睡眠導入剤の成分が検出されていたことが分かりました。
市道雅友被告(46)は、去年、泉南市で軽トラックを運転中、ミニバイクと衝突し、乗っていた高校生の水野皓太さん(18)を死亡させた、過失運転致死の罪で起訴されました。
その後、市道被告の体内から、睡眠導入剤の成分が検出されたことから、大阪地検岸和田支部は、3月、「薬物の影響により、正常な運転が困難な状態」だったとして、より刑の重い危険運転致死の適用を裁判所に求めました。
捜査関係者によると、市道被告は処方された睡眠導入剤を日常的に服用していたとみられ、調べに対し、「事件の前にお酒で薬を飲んだ」という旨の供述をしています。
市道被告は、去年10月頃に自宅で覚醒剤を使用した罪でも起訴されています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年3月17日放送)