JR西日本は、車いすの乗客がスムーズに乗り降りできるよう、列車とホームとの段差を解消する可動式のスロープの試験導入を始めます。
駅に列車が到着すると…スロープが動き出し、段差が埋まります。
JR西日本が開発した「可動スロープ」は、乗降口とホームとのすき間の距離をセンサーが計測して自動で張り出し、ドアが閉まると収納されます。
車いすの乗客は、事前に駅員に声をかけ渡し板を使うなど、乗車時の不便さが課題となっていました。
【JR西日本 石井俊英さん】「そもそも(駅員に)声をかけないといけないという心理的ストレスがありますので、当社のこういったサービスを使ってよかったという笑顔が見れたら嬉しいなと思います」
この可動スロープは、大阪・関西万博向けの臨時列車「エキスポライナー」で、4月21日から10月まで試験導入されます。
(関西テレビ「newsランナー」2025年4月18日放送)