太平洋戦争末期、1945年2月19日。
3万人を超えるアメリカ海兵隊が硫黄島に上陸。日本本土への爆撃拠点となる「沈まぬ空母」として占領を目指した。
対して迎え撃つ日本側の兵力は2万1千人。硫黄島守備隊司令長官・栗林忠道中将は火山の島に全長18キロにも及ぶ地下壕を建設し徹底したゲリラ戦を展開。米側は当初5日で占領する計画だったが、35日間にわたり島を守った。
この島を守る時間は、本土爆撃の開始を遅らせることを意味した。
日本兵の致死率は95%にも及ぶとされ、今も1万人の遺骨が島に置き去りにされているとされる。
硫黄島の遺骨収集問題に取り組む青山繁晴参議院議員は民間シンクタンク代表だった2006年にコメンテーターと出演していた関西テレビ「スーパーニュースアンカー」で硫黄島の上陸取材を行った。
あれから19年。
「硫黄島」の現状を安倍首相に進言するなど、国会議員として硫黄島問題に取り組む青山繫晴氏のインタビュー。
・なぜ今も硫黄島は民間人立ち入り禁止なのか?
・帰島を求める元島民やその子孫の願いは叶うのか?
・遺骨収集のためになぜ自衛隊滑走路撤去を訴えているのか?
・中国の海洋進出と硫黄島の関係は?
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参考文献
・反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理(扶桑社)青山繫晴著
・ぼくらの祖国(扶桑社)青山繫晴著
・硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ(講談社)酒井聡平著
・硫黄島 国策に翻弄された130年(中公新書)石原俊著
・硫黄島の戦いを指揮した栗林中将、家庭人の顔も 孫たちの痛切な思い
(毎日新聞2025年3月19日付)栗原俊雄
・硫黄島帰島、0をまず1に(毎日新聞2025年3月1日付)栗原俊雄
・戦後80年 硫黄島を訪問した記者「未完の戦争」について考える
(毎日新聞2025年1月26日付)栗原俊雄
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