8月15日は80回目の終戦の日、戦争を二度と繰り返さないよう決意を新たにする一日です。福岡でも戦没者の追悼式が行われました。
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福岡市中央区の福岡武道館で行われた式典には、戦没者の遺族らおよそ650人が参列しました。県内の犠牲者9万3299人を追悼しました。
福岡県みやま市の野田清さん(85)は、陸軍に所属していた父の與一さんを終戦の1年前に中国で亡くしました。
■野田清さん(85)
「父の顔の記憶もまったくありません。先の大戦から学んだ多くの教訓を次の世代にしっかりと語り継ぐことを、遺族一同、努力を続けてまいります。」
参列した高校生は。
■筑紫女学園高校・川島朱莉さん(3年)
「(戦争は)今後あってはいけないことだと思うので、他人事と思わず自分の事だと考えて伝えていく必要があると思います。」
終戦の日から80年。戦争を二度と繰り返さないよう、参列者は平和への思いを新たにしていました。
福岡県の戦没者追悼式に参列した戦没者の子どもの平均年齢は83.6歳、最高齢が94歳、最年少が71歳と、高齢化が進んでいます。
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